016|山下里加「人と文化をつなぐ”文化行政”のカタチ」

近年、国内外各地で行政と協働するアート・プロジェクトが急増しています。「〜トリエンナーレ」「〜芸術祭」といった一時的な展覧会はもとより、アーティスト・イン・レジデンス、地元のNPO団体への継続的な助成やサポートなど、自治体によって様々な文化政策がとられています。活動する市民と文化行政が今後どのような関係性を築いていくかについて、相互に考えていく必要性が高まっていると言えるでしょう。 今回のトークでは、全国各地のアート・プロジェクトにおける「文化事業の成り立ち」を見つめてきたアートジャーナリストの山下里加さんをお招きして、大阪を中心とした行政の関わる文化事業事例と、2013年7月に発足した大阪アーツカウンシルについてのお話しを伺い、活動する私たち「人」とそこにある「文化」と「行政」の三者がいかに関わり、幸福な営みを共につくっていくことができるのか、また、そこから拓れる地域と文化の可能性について考えてみます。 

 

日 時:2016年1月30日(土)19:00-21:00 

定 員:30名(先着順) 

聴講無料  

 

 

講師プロフィール|山下里加

 

 

1965年和歌山県生まれ。アートジャーナリスト、京都造形芸術大学アートプロデュース学科准教授。大阪アーツカウンシル専門委員。京都教育大学では具体美術協会の嶋本昭三氏に師事し、ライター活動へ。アート言葉だけではアートの未来が描けないことを実感し、2006年に大阪市立大学大学院創造都市研究科に入学。現在は、『地域創造』を中心に執筆活動を行う。主な著書『震災と美術をめぐる20の話』(1995年、ギャラリー・ラ・フェニーチェ刊)、企画協力『きのうよりワクワクしてきた。ブリコラージュ・アート・ナウー日常の冒険者たちー』(2005年、国立民族学博物館)など。